使い方ガイド
KakiDoc は汎用チャットではなく、Markdown 本文を AI で編集するエディタです。まずチャットで相談し、まとまってから本文にする、という順で進みます。画面の見方を押さえてから、AI への指示のコツを読むと安定して使えます。
1. 画面の見方
まだ何も書いていないドキュメントは、チャットだけの画面で開きます。本文が無いうちはプレビューもコードも出てきません。本文ができたあとは、上のタブでコード・プレビュー・チャットを行き来できます。
各画面の「?」ボタンから、その画面に合った使い方シートを開けます。
2. 書き上がるまでの 3 段階
KakiDoc は「いきなり清書」ではなく、話す → 形にする → 直すの順で進みます。
1. 壁打ち(話す)
新しいドキュメントを作ると、チャットだけの画面が開きます。作りたいものを一文で伝えてください——例:「週末キャンプの持ち物リストを作りたい」
AI は本文をまだ作りません。代わりに構成案を返します。一度で決めなくて構いません。「もっとカジュアルに」「日帰りも入れて」のように、納得するまで何度でも会話を続けられます。
2. ドキュメント化(形にする)
話がまとまったら「ドキュメント化」を押します。その時点の内容が項目の一覧として出るので、目を通してから「実行」を押してください。ここで初めて本文ができ、画面がプレビューに切り替わります。
一覧を見て違うと思ったら、実行せずにチャットへ戻って話を続けられます。
3. 修正(直す)
本文ができてからは「選んで、一文で頼む」がいちばん得意です。
1.
プレビューで直したい文またはブロックをタップして選択
2.
チャットに一文で指示——「選択部分を敬語に直して」「この段落を半分の長さに」
3.
反映されたら Undo / Redo で安全に試行錯誤
3. AI に指示するコツ
避けたいのは、選択もせず対象も書かずに「いい感じにして」とだけ頼むこと。何をどうするかが一文に入っていると精度が大きく上がります。
なお、既に本文があるドキュメントでは「ドキュメント化」の段は出ません。チャットでの指示はそのまま本文の修正になります。
4. AI の処理はどこで行われるか
AI 機能はすべてクラウドで処理します。ネット接続が必要です。
AI に頼んだときだけ、指示文と対象のテキストがサーバー経由で Google Gemini に送られます。送った内容が学習に使われることはありません。
5. 執筆エージェント
文体・目的・構成の方針を「執筆エージェント」として保存しておくと、AI がその方針を守って書き・直します。「技術記事向け」「ですます調」「見出し構成のテンプレート」など、いつもの書き方を一度登録すれば毎回指示し直す必要がありません。新規ドキュメント作成時にエージェントを選んで開始できます。
6. プレビューでできること
装飾用の HTML(webview / html-block / 自作カード)はサポートしていません。書いても通常のコードブロックとして見えるだけです。
7. 本文履歴と Undo
AI が本文を編集するたびに版を自動保存します(最大約 100 件)。ツールバーの Undo / Redo でいつでも直前の状態に戻せるほか、履歴一覧から過去の版を確認できます。
8. インポートとエクスポート
9. ドキュメントの整理
フォルダを削除しても中のドキュメントは消えません(一覧のトップへ移動し、サブフォルダは 1 つ上へ上がります)。ゴミ箱の中身が自動で消えることはありません。「ゴミ箱を空にする」「完全に削除」だけは、チャット履歴と添付画像も含めて完全に削除され、元に戻せません。
10. 同期
ドキュメント・チャット・履歴は iCloud(CloudKit)で同一 Apple アカウントの端末間に自動同期されます。別端末と内容が合わないときは、iCloud へのサインインと本アプリの iCloud 利用が有効かをご確認ください。
11. コピペで使える指示例
(文を選択してから)「選択部分を、です・ます調に統一して。」
「ドキュメント全体の重複表現を減らして。見出し構造は維持。」
「このチャットの直近 5 ターンを、箇条書き 3 つで要約して。本文は変更しない。」
「〇〇について最新情報を調べて、## 調査メモ として本文末尾に追記して。」